museum pieceセルフライナーノーツT7、T8

忘れた頃にやってくるセルフライナーノーツのコーナー。
今回はT7、T8「紫影のソナーニル」OP・EDになります。

●T07「rosa morada」
ソナーニルの2曲はライアー様のricordoに収録されているのでmuseum pieceに入れようか入れまいか悩んだのですが、いざCDが完成してみるといいアクセントになったので良かったなーと思っております。あと、この曲は商売にならんくらい時間がかかったので、もう一回くらい収録してもバチはあたらんだろという個人的な理由もありますw

曲も含めたゲーム全体のテーマはジャズでしたが、私の技術ではジャズ弾けないのでジャズ風味の何かを目指しました。前半はもやっとしたワルツ風?藤野さんのアコーディオンに頼りつつシンセがいい味を出せたのではないでしょうか。
サビは超リスペクトな曲がございます。Ritaさんのライブでカバーした曲なのでご存じの方も多いかもしれません。でもあっちはジャズファンク?でこっちはロック寄りのジャズだから丸パクじゃないよ!でもー、歌物でウォーキングベースにするとだいたいこんな雰囲気になるような気がしますよ?(言い訳すんな!)

楽器方面を見ていきますと、生演奏はそんなに無くて3パート。
・藤野さんのアコーディオン
・サビのベース
・サビのエレキギター(地味に鳴ってる)

アコーディオンソロは、まずは私が打ち込みでそれっぽいのを作り、藤野さんに「変えちゃってOKですぅ」って投げたところ、ただでさえ弾き辛い私のマウス打ち込みフレーズを、さらに弾き辛く難解にアレンジしていただきました。30テイクくらい弾いてもらったでしょうか。お手数おかけしました…
あとですね、サビのドラムがうまいこと出来たと思っておるのですが、これは生ドラムのループ素材4つくらいを切ったり貼ったりで回しております。THE科学。このおおよそ音楽的で無い作業が嫌いではありません。

ミックス面ですがかなり狙い通りに仕上げられました。曲調によりますが、私の目指しているミックス像はこんな。
・レンジ感はやや狭くハイとロー控えめ
・ミッドロー重視
・すっきりよりもごちゃっと
・耳に痛くない

でもまぁミックスはアレンジとセットですね。ミックスで何とかしようとすると失敗するものです。世の中ままならないです。

●T08「wisteria」
入りの歌詞がなかなかにインパクトのある、いかにもEDといった曲ですね。力強いボーカルを聞いていただきたいです。曲のほうは儚さと力強さの同居をテーマに作ったのですが、どうやって作ったか全然覚えておりません。なんでだ。特にBメロの5小節以降の進行どうやって作ったんだろう。単純にコードだけで弾くとやや気持ちの悪い不思議な部分です。曲の中で気に入っている部分はこのBメロと、エンディングのピアノのアルペジオです。

ところで私の作曲方法ですが、さー作るぞーと机に座り、鍵盤とギターとHDD内の音ネタコレクションをこねくり回し、進まなければ席を立って猫のトイレを掃除し、猫にエサを与え、風呂に入って寝ます(寝んな)。よく天才肌の作曲家が「下りてくる」と表現しますが、私はそのような経験は全く無いので凡人なんだなぁと思います。特に鍵盤とギターは手癖の幅が狭いので気をつけないと同じ曲ができてしまいます。こわいです。

アレンジ面を見ますと、上物はピアノをメインにアコギ、エレキ、Bメロでいろいろリバースさせてますが(ゲロの事ではないです)まぁいつもの私って感じです。アコギは2本あって、1本は珍しくYAMAHAのサイレントギター使ってます。もう1本はReal Guitarの打ち込みです。シンセベースにしたのは重さと冷たさを出したかったからだと思います。ちょっと思い出してきたぞ。
ミックスは今聞くとややローが強かったので、マスタリングで少し調整し、ミックスは変えずに収録しました。

●ネコのおやつ
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最近エサの食い付きが悪くなったので、試しにチャオのスティックタイプをまぜたところ食うわ食うわ(チャオだけ)。食べながら「んがんが」言うの久々に聞きました。しかしちょっと食い付きよすぎだったのでどんなもんかと少しだけ食べてみました(笑)そうしたら思ったより塩味がきいてて、これはやりすぎたらまずいかもーと思いました。猫は汗をほとんどかかないので塩分を取りすぎるとよくないのです。三日に1本くらいにしよう。
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museum pieceセルフライナーノーツT5、T6

じわじわと進むセルフライナー第三弾。今回はT5とT6です。

●T05「西日の差す部屋」
前回T4のライナーで早めの曲は一段落とか書いたくせにこの曲テンポ160くらいじゃん一段落してないじゃん!いつだったかライブのリハの時、あーこの曲は確か130くらいですね!って自信を持って言い放ったら実際のところ110くらいってことがありました。自分で作った曲なのに。

さて、この曲は以前ブログでも書きましたがPCゲーム「はるはろ」(未発売)の挿入歌として2006年に作ったものです。2006~2008年くらいにはRitaさんのライブで何度か演奏しているのでご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。ただし歌詞はボツになったバージョンを使用しており、歌詞の採用バージョンは「未完の今日」というタイトルで、ゲームのPVに使われていたと思います。

・歌詞のボツバージョン→「西日の差す部屋」
・歌詞のOKバージョン→「未完の今日」

この曲、Twitterの#BRYG05を読んでいると好評なようで、埋もれたままにしなくてよかったと改めて感じております。ちなみに曲のテーマは泣きであります。

アレンジ的にはT4までと同様バンド編成。しかし一人でバンド編成の曲作るのって独りよがりになるしちょっと寂しいです。じゃあミュージシャンにお願いすればいーじゃんって話なのですが、

・ギリギリまで曲ができないので準備も遅れてオファーし辛い3割
・社会不適合3割
・自分で完パケまで持ってく快感2割
・予算2割

みたいな理由で今後も独りよがりになりそうです。
ミックスはやり直そうと思っていたのですが、改めて聞いてみると「ドラムは…今ならこうするけどこれはこれで。ベースは…今ならこうするけどこれはこれで。ギターは…(ループ)」結局あれ、このままでもいいか~となり、思い切って手を入れず収録しました。この頃からあんまり上達してないのかもしれません。やべぇ。プラグインにかけた$の分くらいは上達していると信じたい。

●T06「パンドラの匣」
CD書き下ろし1曲目。確か完成したのは1年以上前だったか…おかげでPV作っていただける時間ができたんやとポジティブにとらえてゆきたいです。

曲調は一言で表せば4つ打ちですな。しかし4つ打ちにも流行があります。そろそろ私も積極的に流行を追わないと取り残される年なので、まずは最近よく耳にするEDMってのを研究してみて、そこに自分の好みのアコースティック色を追加。結果地味というか普段作る4つ打ちとだいたい一緒になりましたが、私の中ではなかなかうまく消化できたと満足しているのです。改めて聞くとミックスがちょっとおとなしかったかな。

・EDM(Electronic Dance Musicの略。最近覚えた)
・swedish electro(最近覚えた。swedish○○って言えば玄人を気取れる気がする)
・のじゃロリ(最近覚えた)

コード進行はできるだけシンプルにして、トラックの構成やミックスで聞かせたいというテーマもあったのですが間奏まで持ちませんでした…まぁこれはこれで!たまには転調使わないとね。間奏以外はコード4つくらいです。

そういえばこの歌のあたりからNeumannのTLM-67っていうマイクで録る事が増えてます。この曲はTLM-67+Vintech 573で、思ったよりは気持ち録り音が腰高でしたが歌物としてのミックスはしやすかったです。中域の情報量はさすがNeumannといったところ。ただ、個人的にはマイクよりマイクプリのほうが録り音への影響が大きいと感じているのでそろそろチューブのプリに手ぇ出したいなとも思っております。

●ネコぺぐ
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携帯で撮ったので派手にすべくLOMO加工。猫が膝に乗って来る季節になってまいりました。

museum pieceセルフライナーノーツT3、T4

museum pieceセルフライナーノーツ第二弾。今回はT3とT4の2曲になります。

●T03「は・ち・ぽ・ち」
テンポ早めの曲が続きます。自由に作ってごらんなさいと言われるとスローやミドルの曲を作りそうな私ですが、テンポ160くらいのロックも大好きです。なぜなら古のバンドブームを経験しているから…(←第二次バンドブームらしい)。この曲はもう少し速くてテンポ180くらいですね。
ロック調の中でもこの曲はHAPPY系といいますか、カワイーともかっこいいともちょっと違うつもりです。ボーカルも力強いけどごっつくならないような、そんな狭いところを突いてもらっております。

アレンジ的にはシンプルで、ドラム+ベース+エレキギター数本ですね。ギターは作りながら重ねていったので何本だったかな。でもそんなに多くはないです。基本左右の2本+アルペジオみたいな構成。私にしては珍しくBメロで拍子を変えています。メロ先で作ったわけでもないのに何でこうなったか全然覚えてないのですが、きっと全体的にシンプルだったので何か工夫したくなったのでしょう。PPPHできないです。
ボーカルパートもシンプルで、Aメロの終わりとサビの一部で下ハモ入れてるだけですね。ハモリ以外にはダブルを使って変化を付けています。

そういえばメーカー様からの仕様に「複数タイトルのファンディスクということで、マーチ風な色が入るといいかもしれません」というのがあったのですが、もう完全に忘れてて、出来上がったラフにはマーチ要素が微塵も無かったので2番後の間奏にそれっぽいドラムを入れてみました。ライナーノーツなのに懺悔っぽくなってきました。

●T04「Dear My Chocolate」
テンポ早めの曲はひとまずここまで。
T2「No,No,No!」と同じmolamola様の曲ですが、やはりゲームのタイトルがはじけていたので、曲もそれにならって?細かいことはあまり気にせず勢いで作った曲です。歌録りのとき、Ritaさんがメーカー様に「今回もパンツネタですね~よほどパンツにこだわりが?」と伺ったところ「や、そういうわけではないですね!」と完全に予想外の答えが返ってきて私らみんなちびまる子ちゃんみたいな顔になりました。(例の縦線)

私にしては超珍しくブラスが入っております。初めてかもしれない…いや、シンセブラスくらいは使った事があったかもしれませんが、生系のブラスはたぶん初めて。苦手なんですよね昔からなぜかブラスが。音源は確かKONTAKTの付属ライブラリだったかな。その苦手なブラスをなぜ入れたかというと、このときは曲の仕様といっしょに参考用の曲もいただいたのですが、その曲がブラス入りのロックでかっちょよかったからマネしたくなったのです。でもやっぱり自信が無いのでミックスの時に音量をぐっと下げましたw

その他はT3までと似ていて、ドラム+ベース+エレキギター左右にシンセのアルペジオってとこですね。芯のあるミックスを目指してます。自分で気に入っているところはイントロのギターリフとシンセのアルペジオの絡みかなー。確かこのリフはアルペジオをループで流しながら作りました。ああ人類の英知アルペジエーター。お金の次に好きです。


●ネコぺぐ
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10月というのに暑い……ので再びひっくり返りはじめた猫。

museum pieceセルフライナーノーツT1、T2

Ritaさんが始めたmuseum pieceのセルフライナーノーツに乗っかり私も少しずつ書いてみます。どちらかというとアレンジやミックス方面に偏っちゃうと思いますが、おつきあいのほどよろしくお願いします。全曲そろったら特設サイトにまとめてみます。
museum pieceの情報はこちらから~
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●T01「花鳥☆風月」
和のテイストを気持ち入れつつ明るく元気に~というご指定だったのでイントロにお琴を入れました。そんで、そのお琴がだんだんアンプで歪んでいくのですが、これは戦国時代から現代に転生するキャラを表現しているのです。いま書きながら思いついたとかじゃないです。リフはギター風琴とmoog系リードのユニゾン。sine波系やmoog系の丸っこいリードはポップ感を出したい時に多用しております。エレキだけだとヒーロー感(?)が出ちゃうような気がして。

曲調ですが、どうしても地味なカラーがにじみ出る私の曲の中では明るい部類に入るのではないでしょうか。まぐれだと思いますけど。音楽的にはこう、サブドミ始まりに逃げると憂いが出てしまうのでできるだけルートによらせることを意識しました。

アレンジ的にはオーソドックスなロックで、生系のドラムにエレキ2本にベース、隠し味でオルガンの白玉、よく聞いたらアコギも入ってるぽい。変わり種はイントロのお琴と、間奏始めのギターっぽいシンセくらいですかねー。これはRolandのV-Synth XTです。は~V-Synthラブ。ハードシンセを使う機会はガクっと減りましたが、視界にあるだけでやる気が出てくるので今も手を伸ばせば届く位置に置いてあります。
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●T02「No,No,No!」
アルバム中、1番テンポの速い曲ですね。ジャンルはスカパンク?ジャンル分けにこだわって曲を作ることは滅多に無いので、何となくロック+スカみたいなイメージで作りました。ゲームのコンセプトがはじけていたので曲も頑張ってはじけてみたつもりです。歌録りの時、Ritaさんがかけ声を入れたいと言って現場に緊張が走りましたがなかなかうまくいったように思います。

アレンジ的には生系のドラムにエレキ2本にベース、リフ+白玉のオルガン……あれ、T1の花鳥☆風月と同じじゃね?ははは…まぁ音色は違いますしね。シンセのアルペジオっぽいのも入ってますね。テンポが早いのでギターとベースを弾くのに苦労しました。あ、でもカッティングでんちゃんちゃ鳴らしてるギターは打ち込みだなこれ。たぶん一度レコーディングして絶望して打ち込みにしたんだと思います。
ミックス面は少し汚し+ガッツのある方向で、かなりイメージ通りに仕上げることができました。

ところでこのアルバム、生ベースが多いですが全部ギターで弾いております。Rolandのギター用エフェクターVG-99ってやつにベースシミュが入ってて、ギターの音をリアルタイムでベースの音に変換してくれるのです。科学技術はぶきっちょに優しい。ミックス時にエフェクト盛ってるのでそこそこベースに聞こえると思ってますがどうですかね(演奏の粗を隠す意味もありますが)。ベーシストの方が聞いたら変な音に聞こえてるかもしんないです。見逃してほしいです。いつかはちゃんとベース買って指弾きできるようになりたいものです。

§

Ritaさんによるセルフライナーノーツはこちらから!
museum pieceセルフライナーノーツ(1)
http://ritarita.jugem.jp/?eid=2344

museum pieceセルフライナーノーツ(2)
http://ritarita.jugem.jp/?eid=2346

●ネコぺぐ
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涼しくなってきたのであったかめの猫ベッドを出しました。
プロフィール

Blueberry&Yogurt

Author:Blueberry&Yogurt
曲担当の内山が綴るブログです。
http://blueberry-yogurt.com/

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